ツアー紹介 ヨセミテ、ビショップツアー⑤ ビショップ編-4

シグナルクライミングジムの浅利です。

 ツアー紹介第5弾 ビショップ編-4!


4/6 いつもの6時起き7時発でHAPPYエリアへ。Greaner(V6)のリベンジに燃えてトライを開始するも前日に出来ていたパートにたどり着けず全然できる気がせず。数時間トライした後に一旦休止してその他の課題に時間を使うことに決める。

HAPPYエリアの駐車場とエリアへのアプローチ

気温が高くなってくる頃にだんだんとクライマーが集まってきます。



宿に戻って昼食を自炊して暑い時間帯をやり過ごしていると、談話室の数人のクライマーが話しかけてきた。


クライマー「毎日のように6時に起きて登りに行ってるけど眠くないの?」


私「朝早い方が寒くて岩のコンディションがいいから眠いけど無理して起きてるよ。皆はなんで朝に行かないの?」


クライマー「朝は眠いから寝るよ。起きて準備が整ったら登りに行くよ。」


私「コンディション良い方が登れるけど気にしないの?」


クライマー「朝は眠いからね!」



何度かアメリカツアーに来てみて感じていたことですが、こちらのクライマーはあまりコンディションや細かいことを気にしていない様に感じます(もちろん全員ではないですが)。気温が高かろうが直射日光で岩が熱を持とうが、とにかくボルダリングを楽しみに来ている感じ。岩場で登るときはコンディションを重要視している自分にとっては驚きの返答でしたが、成果を求めるだけでなく楽しんだもん勝ちという考え方もいいなと思いました。



そして気づけばビショップで登り始めて1週間。そろそろヨセミテに向けて出発する準備をしようと思い、ヨセミテ国立公園までの道路状況を確認するためホームページで調べていると見たことのない警告が。翻訳してみるとなんと数年に一度レベルのストームが来襲するのでヨセミテ国立公園はしばらく閉鎖すると書いてある!


出国前にアレックスホノルド氏に言われたビショップ行った方がいいという助言が当たり、ビショップに行先を変更しておいて良かったと思う反面、一番の目的のヨセミテがまたも遠ざかり少々気分が落ち込む。が、なるようにしかならないので延長ビショップを思い切り楽しむことに。

ストーム後のヨセミテはこんな感じ。もし行っていたらキャンプサイトも水没しボルダリングどころではなかったです。



夕方からはバターミルクスに移動。名前は聞くけど触った事のなかったGreen Wall Center(V6)にトライ。気持ち悪い下部のムーブをこなして3、4回くらいで完登!

高さもあっていい課題です。

宿の友人が遠くから撮ってくれた写真。


その後は近くにあるPorps Plow(V6)にトライ。上部に突入し登れたかと思ったらバランスが定まらず体を削られながら落下。結局登れませんでしたが心配してくれた宿の友人がスポットに入ってくれたり、近くにいた子供に煽られたりして楽しく敗退。



4/7 3連登で指皮もなくなったので完全レスト。コインランドリーのnoeさんに教えてもらっていたMammoth Lakeにトレッキングしに向かう。まずはビジターセンターに行って情報収集。ホステルカリフォルニアからは1時間弱で到着。現地は雨。

ビジターセンターは小規模ですがおしゃれでお土産など色々揃っています。早速Mammoth Lakeへの行き方をレンジャーに聞きに行くと、残雪が残っていて雨も降っているためトレッキングには向いていないとのこと。他にトレッキングできるところを聞くとConvict Lakeという湖の周回トレイルをおすすめしてもらう。

ビジターセンターのレンジャーは皆さん親切。私の拙い英語も聞きとろうとしてくれるし身振り手振りを交えてゆっくり話してくれるので非常にありがたい。

せっかくなので車で数分の所にあるMammoth Lakeトレイルの駐車場に行ってみる。

駐車場までは除雪されているがトレイルは冬シーズン使用でノルディックスキーをする方のために雪が残してある様子。少し歩いてみるも雨が激しくなってきたので引き返してConvict Lakeへ。

Mammoth Lakeからは15分。


湖を1周する荒涼としたトレイル。小雨降る中を歩きます。


結構寒いのに裸足で歩いて湖に入っている方も。今日は雨がシャワーみたいで気持ちいい!と仰っておりました。

雪崩のあとがあったり、足を滑らせると湖に落ちる箇所もあり中々にスリリングなトレイル。1時間くらいで周回終了。天気の良いときにもう一度来てみたい所です。



ホステルカリフォルニアに戻り宿から荷物を撤収。ヨセミテで合流しようとしていた友人のガブリエルと近くのスターバックスで1年ぶりに再会!求職中で時間もあるとの事でサンフランシスコからはるばる8時間かけて来てくれました。スラング満載の言葉をパッションとgoogle翻訳でなんとか理解した気になって近況などを色々と話しこむ。

ガブリエルと彼のキャンピングカー。キッチンやその他全てDIY!


落ち着いた後、近くのアウトドア用品店に行きたいとの事で移動。店に着くと日本の岩場でもよく合っていた知人に遭遇。まさかビショップで知り合いに会うとは!世界は狭いものです。友人2人も紹介してもらい岩場での再開を約束してキャンプ地へ。


テントを設営し、ガブリエルのキャンピングカーで晩飯を食べたり勉強中だという日本語ノートを添削したり楽しく過ごしてこの日は終了。ツアー初のテン泊で翌日に備えます。




⑤ビショップ編-4はここまで。

⑥ビショップ編-5をお楽しみに。 



 シグナルクライミングジム 

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千歳、札幌方面からお越しの場合:新川ICより約8分  

小樽、手稲方面からお越しの場合:札幌西ICより3分

 

〇バスでお越しの場合

 ・バス停:西町北13丁目、西町北7丁目より徒歩5分 


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南北線または東豊線で札幌から大通へ。大通で東西線に乗り換え、宮の沢方面に乗車する。


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 〒063-0062

 住所:札幌市西区西町南12丁目1-41 

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 札幌 ボルダリング 



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